この一年でかなりブラッシュアップされたラーメンを
提供されるようになりました。
その友利店主が令和元年の集大成として
年末に「2019青森シャモロックフェス」を開催されると聞けば、
訪問しないわけにはいきません。
水と青森シャモロックだけで炊いたスープの限定数は105食、
オープン時間は通常営業の11時より1時間早い10時からとなりました。
お店の前まで来てみると・・・・
油断してしまい、20人ほどの行列となっていました。
先頭は朝8時半ごろか並んでいたそうで、
早すぎる並び解消のため整理券も配られて、
開店時刻前に再集合されたそうです。
券売機に向かうと、本日の限定のPOPが書かれています。
「限定3」ボタンで食券を購入し、行列に並びなおします。
この日は通常メニューは無く、限定メニュー1本のみとなっていました。
店内へ入り、空いている席に座ります。
するとすぐに本日の限定、青森シャモロックの登場となりました。
スープ表面にはキラキラとシャモの鶏油が浮かんでいます。
立ち上る湯気からは軍鶏(鶏)の薫りが立ち上ってきます。
具材はチャーシュー、メンマ、煮卵、ネギが載っています。
追加トッピングは煮卵、チャーシューのみ可能となっています。
煮卵は友利店主からのサービスとなっていました。m(__)mアリガトウゴザイマス。
チャーシューは中ぶりな肩ロース肉が3枚のっており、
シットリとしていて柔らかさのあるチャーシューです。
煮卵は龍の卵を使用されており、割ってみると
赤味を帯びたオレンジ色の黄身が中から現れました。
卵も一級品を使用されていました。
麺は麺屋棣鄂(ていがく)製と思われるツルリとした麺肌の
中細平打ちストレート麺を使用されており、
芳醇なスープを持ち上げてきます。
スープは青森シャモロックと水だけで低温で煮だした
旨味が凝縮した芳醇な清湯スープで仕上げてあり、
シャモロックの旨味がさく裂しています。
特製醤油ダレで仕上げてあり、醤油カドが取れて、
醤油のコクとキレを楽しむことができます。
すると、厨房から友利店主が出て来られ、一言・・・
「前に、カエシの相談したときに、
黒帽子さんから「日本一醤油」の話が出た時に、
実は日本一醤油に決めていたので、
江戸時代から受け継がれる昔ながらの製法で
大量生産の醤油とは風味が異なる美味い醤油と言われており、
和歌山の湯浅醤油、兵庫県の足立醤油等とともに、
関東地方の有名ラーメン店でよくお目にかかる醤油でした。
そのため、以前、友利店主からカエシの話になったときに
「使用してみては?」とオススメしてみたことがありましたが、
その時、友利店主が内心ビックリしていたことをカミングアウトされ、
関東の有名ラーメン店にも引けを取らない美味いスープでした。
スルスルと頂いて完食完汁となったのは言うまでもありません。
ごちそうさまでした。
今回の限定麺は14時前には完売となったそうです。
今年以上の旨いらーめんを来年も期待されるようになった友利店主さん
【月~金】
11:30~14:30(L.O)
18:00~21:00(L.O)
【土・日・祝】
11:00~15:00(L.O)
18:00~21:00(L.O)
火休み