授賞式の翌日訪問したhand made 麦苗さんと共に受賞された
和歌山・有田の名店 和dinig 清乃さんをお祝いを兼ねて訪問してみました。
お店の前まで来てみると・・・・
ポールゲットとなりました。
並び始めは陽が当たって寒くないのですが、
開店時刻が近づくと日陰になり、冷たい北西の風に晒され、
とても寒いです。日の当たる川べりに行ってみると・・・・
川鵜が泳いでおり、
ボラの大群も泳いでいて自然を感じさせます。
暫く待っていると、麦苗さんでお会いしたRさんも登場され、
さらに、週末に大阪の麺友さんと共に来られていた、
東京のラーメンブロガーの一期一会さんも
麺友さん達と一緒に登場となりました。
Twitterを確認してみると・・・・
( º дº)<マンガマンガマンガキレキレキエェェェエエェェェ!!
マンガを連呼する原田店主の気合が出ていました。
マンガは漫画ではなく、前日からSNSに登場していた、
マンガリッツァ豚のことのようです。
どんな豚なのでしょうか♪楽しみにしながら待っていると、
開店時刻になり、回転灯が回り、11時のチャイムが鳴ると、
店内へ案内開始となります。
大阪の麺友さん達と共にテーブル席に案内され
賑やかに過ごすことが出来そうです。
今回、お祝いとともに、気になる改良点を
確認するのも訪問目的の一つでした。
その一つは、「みかん地鶏」を採用されたと聞いたのですが、
和歌山の温州みかん果皮を飼料に加えていて、
臭みのない爽やかな味わいが特徴の鶏だそうです。
そして、もう一つの食材は「マンガリッツァ豚」
ハンガリーの国宝豚マンガリッツァ豚のらーめんがでてくるらしい・・・
マンガリッツァ豚って、聞いたことが無かったのですが、
ウィキペディア(Wikipedia)によると・・・
「1991年には191頭まで激減。その後は国を挙げての保護策で絶滅の危機を免れて、2004年にはハンガリーの国宝に指定された。2017年には5万頭程度に回復した。
ドイツの三ツ星レストラン「ビクターズ」などで提供されており、放牧による自然環境のもと、トウモロコシ、ドングリ、カボチャ、テンサイ、小麦といった自然飼料によって肥育される。夏は水浴びをし、冬はマイナス30度の環境にも耐える丈夫な体をもっている。ハンガリーでは血統証明書付きで管理されている
一般の豚肉よりも霜降りの率が高い。また肉の色が赤褐色で濃く、牛肉に良く似た肉質である。コレステロールの原因となる飽和脂肪酸の量が少ないため老化防止に良いとされ、ヘルシーで、消化にも良いとされている。」とあります。
日本ではしまざき牧場(神奈川県)が2016年に輸入した種豚150頭程度を宮城県で飼育し、2017年からハムなどを出荷しているそうです。
マンガリッツァ豚恐るべし、・・・
女将(らぁこ)さんが注文を取りに来られ、
全員、角長醤油「匠」をお願いしました。
マンガリッツァは脂だけを使用されていることが判り、
麺友さんの一言で、マンガリッツァ脂だけ別皿でお願いしてみることに・・・
こうすることで油を途中から入れた時の違いを感じることができます。
暫く待ってから、麺友さんの高菜ご飯が登場してきました。
この高菜ご飯も清乃さんの新たなサイドメニューとなっており、
今回は辞退しましたが、とても旨そうだったので
次回、頂いてみたいと思います。(*^。^*)
そして、清乃さんの看板メニューの角長醤油「匠」の登場です。
小皿には注目のマンガリッツァ脂が入っています。
脂は固まることもなく、液体で出てきました。(;^_^A
最初にノーマルで頂いてみると・・・
はちきん地鶏と紀州ミカン鶏のバランスが良く上品に頂くことが出来ました。
具材はチャーシュー、ネギ、味玉、メンマ、紅心大根等が載っています。
チャーシューはこの日のサービスとして鴨肉も載っており、
噛みしめるとジューシーな旨味が口の中に広がります。
肩ロースのレアチャーシューはシットリと柔らかく肉の旨味を感じさせます。
小ぶりなメンマもシッカリと鯵が付いており、
味玉もいつも通りの旨さがあります。
麺は自家製多加水平打ち手もみ麺を使用されており、
スープの持ち上げも良く、モチモチとした食感と合わさり
とても美味しく頂くことができます。
途中でマンガリッツァを投入してみると、
まろやかなコクが強まりめっちゃウンマイです!!
スープにも上品な厚みが増し、ある意味味変アイテムとなっていました。
国宝級の豚の油が入った一杯をいただいて、
大満足で完食完汁となりました。
ごちそうさまでした。
帰りに近くの海辺に行ってみると・・・
とても景色の良い場所がありました。
黒帽子的評価:★★★★★
和歌山県有田市野696
0737-83-4447
[火~土]
11:00~14:00
日月休み