2019年10月7日オープンした魚介・海鮮料理店「魚坐(さなかざ)」さんが
昨年12月中旬より、お昼はらーめん専門店の二毛作店として登場されていました。
よしもっさん情報にて早速、確認のために向かってみました。
お店の前まで来てみると、・・・・
ラーメンマークの入った暖簾がかけられています。
暖簾をくぐると更に扉があり、重厚感のある店構えです。
店内に入ると、左右に分かれ、
右手にはカウンター席とテーブル席の空間が広がり、
左手には4人掛けテーブル席が2卓用意されていました。
メニューを探しますが、置いてありません。
すると女将らしき女性が、お昼はラーメンセット1種類のみとなっているとのこと
表に置いてある立て看板には・・・・
「蛤と真鯛潮らーめんと天然真鯛の鯛めしのセット」
が書かれていましたが、メニューはこの一品のみとなっています。
早速お願いして、出来上がりを待ちます。
南側には格子の壁が広がり、和風料理店の雰囲気満載です。
待っている間にウーロン茶とお絞りが出てきました。
そして、「蛤と真鯛潮らーめんと天然真鯛の鯛めしのセット」の登場です。
ラーメンには具材が沢山入っています。
このチャーシューは鴨肉のチャーシューですね。
噛みしめると鴨のジューシーな旨味が広がり、3枚も入っています。
こちらは豚肩ロースのレアチャーシューです。
シットリとした肉質でとても美味しく頂くことができます。
鶏むね肉のチャーシューかと思いきや、
食感が全く違っていました。こ、これは・・・((+_+))
これまで、一度も頂いたことのないメンマです。
通常のメンマは竹の繊維に沿って板状にカットされていますが
こちらのメンマは竹の繊維に垂直にカットされたタイプで
サックリと柔らかく噛み切ることができます。
ほんのりとした和風の味付けでとても美味しく頂くことができます
この食感は貴重な体験となりました。
さらに、ロース肉のチャーシューも入っており、
具材の宝石箱のようです。
さらに、スープの中からまだ、出てきます。
こちらはゴマ麩のような餅っとした食感で胡麻の風味を堪能できます
煮卵はいい感じで白身が染まっており、
箸で割ってみたところ
程よい半熟加減となっていました。
具材の写真を楽しんでいるうちに通常の撮影より時間が長引いてしまい、
麺が伸びては大変と慌てて麺をリフトしてみると・・・
モチモチとした平打ち太縮れ麺を採用されていました。
麺肌はツルリとしており、喉越しの良い麺です。
京都の老舗製麺所、麺屋棣鄂(ていがく)さんで特注している麺とのことでした。
スープとの相性もとても良い麺となっていました。
スープは鶏ガラベースに蛤と鯛のアラで出汁を取ったスープに
まろやかなカエシの塩を併せてあり、バランスが良く
ふくよかで芳醇な風味のあるスープとなっていました。
更にスープの上には背脂が載っており、
スープボディに厚みを増しています。
スルスルと具材や麺を頂いているうちにスープだけが残りました。
セットメニューの鯛めしをそのまま頂いてみると・・・
やや硬めの仕上がりとなっており、
スープと合わせることを計算された炊き方となっていました。
鯛めしの上から鯛出汁スープを回しかけ
スープと馴染ませてから頂くことが出来ました。
鯛茶漬けのような鯛の旨味を満喫しながら
完食です。
ごちそうさまでした。
アンティークな店内の装飾にも感心しながら
お腹いっぱいになり、大満足の一杯でした。
大阪市北区堂島3-2-6 堂島ROYALビル 1F
06-6453-0335
11:00~14:00 (L.O13:30)
日・祝休み